【デモデータファイルの説明】
デモデータファイルに保存されているデータは次の表のような装置から収集したものです。
| ファイル名 | 説明 |
|---|---|
| demodata.demo | 1次遅れ特性の装置をSDC35のデフォルトパラメータで制御した時のデータです。この装置は一般的なヒータに近い特性を持っています。 |
| demo2nd.demo | 2次遅れ特性の装置をSDC35のデフォルトパラメータで制御した時のデータです。この装置はマッフル炉のようにヒータとセンサの間に熱を遮る物が存在するような装置に近い特性を持っています。 |
| demoFlow.demo | 空気の流量制御のデータです。このデータは操作量をマニュアル操作で50%〜70%に変更しています。 |
【チューニング例】
各データファイルのチューニング例は次のようになります。
ファイル名 |
demodata.demo |
demo2nd.demo | demoFlow.demo |
| P(比例帯) |
8.0 |
15.0 | 68.0 |
| I(積分時間) |
40 |
450.0 | 0.8 |
| D(微分時間) |
10 |
420.0 | 0.0 |
【デモのコツ】
デモを行う場合は次の点をアピールするとお客様の食いつきが良いようです。
次に主な装置別のデモのコツを説明します。なお、以下のデモを行う場合はデータの範囲選択は行わず、全データを使ってモデリングを行ってください。
◆金型温調、加硫機等で立ち上げ時間短縮+設定値到達後の安定性を両立したい場合
このような装置の場合はPIDパラメータの調整次第では装置の能力をさらに引き出すことができることをアピールすると良いでしょう。以下に手順を示します。
◆包装機、ボンダ等のヒータ温度制御で、外乱を伴う場合
このような装置の場合は外乱から復帰後のオーバーシュートが問題になる場合が多いようです。このようなお客様にはJust-FiTTERを使ってオーバーシュートを抑制するデモを行うと良いでしょう。以下に手順を示します。
◆工業炉(電気炉、燃焼炉)でランプ加熱を行う場合
このような装置の場合はPIDパラメータの調整に時間がかかること、ランプ加熱特有のオーバーシュートを抑えられないことが問題になる場合が多いようです。このようなお客様にはPIDシミュレータによる調整時間の短縮とSPラグ定数によるオーバーシュート抑制をアピールすると良いでしょう。以下に手順を示します。
なお、SPラグ定数を設定すると応答に遅れが生じ、PVの設定値追従性が低下します。これは原理上回避できない特徴ですので説明の際は注意してください。
◆流量、圧力制御の場合
このような装置の場合はオートチューニングではうまく調整できないことが問題になる場合が多いようです。以下にデモの手順を示します。
【動作に必要なシステム環境】
PSDemo.exeを使用するには、次のシステム環境が必要です。
| 項
目 |
内容 |
|
| パソコン |
対象機種 |
Pentium以上のCPUを搭載しているPC/AT互換機
(500MHz以上推奨) |
| メモリ |
本アプリケーションに32MB以上 |
|
| オペレーティングシステム |
日本語版 Windows98/Me/2000
プロフェッショナル/XPホーム/XPプロフェッショナル |
|
| 周辺機器 |
ディスプレイ |
800×600ドット以上、16ビットハイカラー以上推奨 |
| ハードディスクドライブ |
空き容量が40MB以上あるハードディスク |
|
| CD-ROMドライブ |
1ドライブ以上 |
|
| ポインティングデバイス |
マウス、またはマウス相当のデバイスで、Windowsに対応したもの |
|